Crocodile クロコダイル

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ワニ革について

ワニ革は高級品として人気が高い革です。でもワニ=クロコダイルではなく、クロコダイルはワニの種類の1つです。クロコダイルといっても使用部位は、背中、脇肚(ワキバラ)、腹肚、尻尾と好みや大きさ、使用内容によって分かれますが、一般的に高級と区分されるのは、小型クロコダイル肚部分のナイルクロコ(アフリカ等生息)や、イリエクロコ(パプアニューギニア、オーストラリア、インドネシア等生息)、スモールクロコダイル(ポロサス)を使用し斑のそろった傷の少ないクロコダイル原皮を厳選して使用した商品を“価値が高い品”と言えます。

なぜ、ワニ革は高価なのか?

それはワニが“暴れん坊”だからです。

牛革より取れる面積が小さく、傷の少ないワニを選び傷の少ない箇所を厳選して製品に利用するので、使えない残りの部分のコストも製品に乗ってしまうため、どうしても高価になってしまうからです。

最適な大きさ「横幅30cm」に育てるのに養殖ワニで2~3年、野生のワニだと4~5年の年月を要するといわれています。ワニ革として使用できる大きさになるのには、最短で3年ほど飼育時間がかかり卵を産める親ワニになるには、およそ10年とワニの成長には大変な時間を要します。また、ワニの皮を革にする工程は20~30工程にものぼり、所要日数も40~60日かかります。多くの製革工程を経て、クオリティの高いクロコダイルの原皮が完成します。最近世界中でワニ革を使うファッションの需要に、年々供給が間に合わなくなってきています。そんな影響もあり、過去最高の商品価値として跳ね上がり続けています。野生のクロコダイルは、やはり絶滅の危機の恐れがあるため、ワシントン条約で保護されています。現在は80%が養殖場で育てられたワニ革が流通しています。

世界で最も、最高級とされるワニ革は、各ワニを個別プール(シングルペン)で飼い、育てるといったとてもコストのかかる方法を取り入れています。でもこれが美しいワニを育てるには確実な方法なので、かえってコストパフォーマンスに優れているのかもしれません。

傷が付かないようにワニをリラックスさせるのが重要なポイントで、初めの2年くらいは集団で飼育されたワニを、その後に個別プールで育てます。個別にワニを飼育することで、傷を癒す効果とまた新たな傷が出来ない様に大切に大切に飼育されているため、良質なワニ革ができますが、もちろん生産数には限りがあります。このシステムをつくり上げるのにいろいろと協力した会社が、フランスの有名メゾンブランドと、日本のクロコダイル革を輸入販売する会社の計数社のみのとても貴重な世界トップクラスのクロコダイルレザーが完成します。
世界トップクラスの検品スタイルにも大きな特徴があり、クロコダイルの原皮を検品する際には、ライトテーブルを使用し革の裏側からライトを当てることで、表面の傷のみではなく、治り傷までも確認することが可能なのです。

ワニ革の仕上げについて少しお話します。
ワニ革の商品と言えば、オシャレで高級感がある艶タイプのグレージング(別名シャイニング)仕上げが多く、透明感のある艶を出すために、ワニ革にタンパク質バインダーを塗り、メノウの石で磨く方法。
工程は20~30工程にものぼり、所要日数も40~60日かかります。多くの製革工程を経て、クオリティの高いクロコダイルの原皮が完成します。

昔からあるワニ革のハンドバッグは殆どグレージング(艶あり)仕上げです。

また最近は艶を敢て消したり、半艶と言って少しだけ艶を出したマット仕上げというものも大変人気があります。

どちらも一長一短があり、好みですが、一つだけ言えることは長く持とうと考えるならマット仕上げがお勧めですね。 特に外に触れるものは(バッグなど)マットの方が扱い易いです。

グレージングは使い込むと手の油分などで曇ってきますので、定期的に専用クリームで磨かないと美しさが保てません。
クリームは良くないと言われていますが、どうしても曇りを取るには専用のクリームを使用するしかない様です。
私が色々使って、一番良いクロコグレージング専用クリームがありますので、ご要望の方はご連絡ください。
このような事を考えると面倒な方は、艶がないマットを選んだ方が良いと思います。またマットは使い込むほど段々といい艶になり、それを楽しむのもワニ革の本来の楽しみだと考えるからです。

私はバラバラです、バッグはマットのブラック、財布はグレージングのグリーン、小銭入れはマットのグレイブラック、パスカードケースはグレージングとマットのアソート(マルチカラー)、名刺入れはマットのルビーレッドとビンテージブラックブラウン、PC CASEは背ワニ・・・といった感じです。でも本来は自分の気に入った色、タイプのクロコアイテムを持つのがファッション、そして楽しみだと私は思います。

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