【FULLBRIDEdesign】200万円入るラウンドファスナー長財布・オールコバ切目最高級仕上げ・アウター/FULLBRIDGE別注パール加工ヒマラヤ・ハーフブリーチパイソン皮革(バックカット・1枚センター取り) x ファスナーマチ部分パール加工ホワイトハーフシャイニークロコダイル × インナー/パール加工オークベージュパイソン(バックカット・センター取り) × パール加工レッドパイソン(バックカット・センター取り)FULLBRIDGE別注イタリア製ファスナー × 引手パイソン
以前イバラエイ(革の中で世界一希少価値の高い)のラウンドファスナー長財布をオーダーされたお客様より、全く別物の革で同サイズ、同仕様のを作ってくれと依頼がありました。
お客様は経営者で現金もある程度必要な方でカード関係も常に入れて、その他色々と入れられる、、所謂フルオーダーでしか対応出来ない仕様です。
こちらのお客様は何度か色々とオーダーを頂いていますので、FULLBRIDGEではオーダーメニューがない分、自由なのでオーダー打合せの時、1つ1つ決めて行く際に詳しく説明は不要で、慣れた口調で考えては決めるを繰り返しスムーズに進められました。
慣れたお客様でも、もちろんカラーコーディネートで迷ったりすれば、実際の革でイメージコーディネートしたり、ステッチの色やコバインクの色などを順々に考えては決めていきます。
途中で迷ったり考えたりしますが、最終的には1つもブレないオーダー内容が纏まります。
最終確認で1つ1つ間違いないか、丁寧に確認をしていきますが、最終的に糸色を少し迷って色を変えたりする時もあります。
この財布は収納が多いのでファスナーの基布のワイドになるマチ部分は1枚取りで贅沢なホワイトクロコダイルを使いました。構造が複雑になるので、この様なワイドなマチのラウンドファスナー長財布ののフルオーダーメイドはなかなか受付してくれるとことは多くないかと思います。
アウターはヒマラヤカラーのパイソンです。クロコダイルでヒマラヤは有名になっていますが、パイソンではそこまで有名ではないので、人と違うのを持ちたい方にはオススメです。
色々な素材やカラー、FULLBRIDGE別注染めがありますのでお客様は非常に悩んでいますが、お客様が本当に気に入るまで私は提案します。
これはナチュラルカラーのパイソンをブリーチして、この様なベージュ系の優しいカラーになります。非常に希少価値の高い加工です。
表地
ナチュラルカラーのパイソンをブリーチ加工したヒマラヤカラーのパイソンをバックカットし1枚センター取りで、サイズも色も腑も一番綺麗なところを使い贅沢な仕上がりにしました。でもこれはうちではザ・スタンダード・スタイルです。
こうやって上から見ても分かる様に、イタリアに別注オーダーした特別なファスナーはピンクゴールドで基布は最高級のホワイトグログランテープとマチ部分のホワイトクロコダイル×ヒマラヤカラーパイソンと全てにおいてカラーコーディネートされています。
内装は赤のパイソンを差し色に、レア色のミルクティーカラーのパイソンをカード段やその他の部屋全てに贅沢に使います。
カード段にはFULLBRIDGEデザインが然り気無く入ります。
ここまで贅沢にエキゾチックレザーを使ったお財布はなかなか出会えないと思います。
蛇腹の内装部分と外装部分でパイソンのカラーコーディネートを変えています。内装の外見はヌードカラー=肌熱は常に冷静であるが、内面は常に全力で燃えている。様な感覚、イメージ。
もちろんこのカラーコーディネートは1例にしかすぎません。FULLBRIDGEのフルオーダーメイドは無限であり自由です。例えばあまりにもそのコーディネートがおかしいと思えば、私は言いますが、正解がないので、私も人間なので迷う時、考える時はあります。
今まで色々なオーダー例を作り見て来ているので、色々な提案は他社と比べ、出来ると自負しております。
そう言えばお客様は以前に他でオーダーした事があると言っていました。でもそのオーダーしようとしたところはお客様の希望する内容を受け入れてくれなかった様です。
普通のだけを作っているところは、この様なボリュームあるお財布は難しいと思います。収納機能が多ければ、必然的に革が何枚も重なりカード室も多くなれば、結論1つ1つ薄くしないと、非常に厚みがあるお財布になってしまいます。
エキゾチックレザーは凹凸があるので、内装には基本考えにくい素材と言われています。ハイブランド、スーパーブランド、国内の有名でないブランドやオーダーメイド屋さんでも内装でエキゾチックレザーを使っているところやモデルは非常に少ないです。何故ならばそれは凹凸があるエキゾチックレザーを極限まで薄くして、その厚みは計算上算出した数値であり、また牛革しか制作した事がない職人には無理難題な事であり、例えエキゾチックレザーの制作に慣れた職人でも、内装をクロコダイルでもパイソンでもオーストリッチでも制作に慣れている職人でも、ここまでボリュームあるアイテムを制作した事があるかによって、応用や臨機応変がきくかで、最終的にスタイリッシュでクールなモノが完成するかどうか。それは看板の大きさでなく、作った事があるかどうか。
他で真似の出来ない真の唯一無二なラウンドファスナー長財布。ご用命頂きありがとうございます。