下記画像は入庫した時の画像です。
純正はプラスチックみたな硬め素材のラバーストラップがついています。硬いので亀裂が入り所々が割れて終いには1ヶ所切れ断裂してしまったとの事でした。
裏地から見える糸まで綺麗に斜めに、丁寧にハンドステッチ(手縫い)を施しました。
全ての純正金具を移植しました。
純正は型押しクロコダイルのストラップが付いていました。
下記入庫した時の画像です。常に本物しか見ていないので型押しクロコって感じでしたw
お客様のご要望
ベゼルのネイビーとストラップの革の色合わせ、ステッチの赤とベゼルの赤を色合わせたい。
ベルトが付いていない状態でご来店入庫でしたので、お客様の腕と時計本体に合う厚みを考慮して各サイズを算出しました。社外尾錠はスタンダードのシンプルなデザインでボディと同色をチョイス。
その他細かいデザインや仕様はお任せのFULLBRIDGEstyleで。
小穴は2穴。夏場は少し緩くしたい時もあるかと思います。
裏地はスタンダードなベージュの牛革。
剣先もオーダーメイドらしくスタイリッシュな長さで。
新規お客様からのご用命です。ありがとうございます。
SIHH2019.NewModel.AUDEMARS PIGUET .CODE1159
15210OR.OO.A099CR.01
41mm ピンクゴールド
オーデマピゲ話題の新作。
早くもカスタムストラップ完成です。
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純正ストラップからパーツ移植。
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ラッカー塗装を重ねて塗布した事で深みが生まれ、またエレガントなピアノ塗装の様なミラー仕上げの効果をもたらしているシンプルながら見てて飽きないフェイス… . クロコダイル? 何色が合うのか? ガルーシャ? 素材&カラーコーディネート。
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リザード皮革は細かいウロコ状の模様が特徴で、見た目のインパクトがクロコと比べると少々控えめなのがポイント。
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クロコと同じく軽量で丈夫という特徴も併せ持っており、リザード独特の表情を楽しめるのも魅力の1つ。また牛革ストラップでは物足りない方にもファーストカスタムオーダーストラップにするのにも良い素材ではないでしょうか。
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綺麗なデザインのフェイス x ケース本体はピンクゴールド製。そこまで主張しないリザードのエレガントなグレイカラーとのコーディネート。
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2019年 ニューモデル オーデマピゲ コード1159 x パーツ移植 ・ハンドステッチ・リザード カスタムストラップ・裏地ラバー x 社外Dバックル・ピンクゴールド(ケース色に調色)メッキ仕上げ
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CODE1159の魅力 www.fullbridge.jp/information/audemars-piguet-code1159-strapbespoke/
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“噛めば噛むほどウマくなる?”
老舗ならではの味わい?
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AUDEMARS PIGUET
全てが新しいデザインの新型ケース「コード 11.59 バイ オーデマ・ピゲ」シリーズ。20年振りの新ラインCODE1159がオーダーストラップで先月早くもフルブリッヂに入庫しました。世界レベルでも早いストラップチェンジ(フルオーダーメイド・ビスポーク)かと思います。
SIHH2019/オーデマピゲ2019の新作は全部で35モデル。
コード1159は13モデル。
ロイヤルオークシリーズは17モデル。
ロイヤルオークオフショアシリーズは5モデルが新しくラインナップされた。
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入庫された1159
ストラップを外し色々と触りながら研究してみるとストラップ取り付け部分には、どうやらパーツ金具が入っている様だ。
やはりパーツ金具が入っていた。パーツ金具が入っているタイプなので、ロイヤルオークに続きコード1159も、どこでも製作はもちろん相談もできるストラップではない事が分かる。詳しいところは社外秘と言う事で。。
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オーデマ・ピゲが展開するラグジュアリースポーツとクラシックの中間に位置付けられる新ラインアップとして登場したのが、このCODE11.59です。「CODE」は次のコンセプト群の頭文字に由来しています。
Challange – クラフトマンシップの限界に挑戦
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Own – メゾンのルーツとレガシーを継承して
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Dare – 確固たる信念に従って
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Evolve – 弛まない進化
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11.59 – 新しい日の1分前
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この時計を見て
アラッ、以外と地味なのね。。と思ったあなたはまだ若い小僧の考えです。
どこのマニュファクチュールブランドでも定番ある丸型のケース。
先ず目に入るのが、ラッカー塗装を重ねて塗布した事で深みが生まれ、またエレガントなピアノ塗装の様なミラー仕上げの効果をもたらしているシンプルながら見てて飽きない、時間が確認しやすい文字盤に仕上がっている。
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アラビア数字のインデックスの“6”と“9”は同じパーツで逆さまになっただけだが、これも色々考えた結果なのだろう。“3”は下に重みを持ったデザインになっている。
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裏蓋は大きくは丸型で、
細かく言うとリューズのところが凹型で切り込みになっている。
横から見てみると真ん中のケース(ミドルケース)には
八角形をしたケースを挟み込んでいる事が分かる。
八角形はきっとロイヤルオークからのインスピレーションであろう。
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正面から見た顔は優しく、サイドから見るとミドルケースからラグは、くり貫かれて立体的なフォルムとなっていますので見る角度によって抜け感も変わり全く違う表情をしている。
これは洒落た建築デザインにもよくある様なフォルムである「よくこれで強度が保てるな」と思うのは素人の考えてなのかもしれない。
クリスタルガラスはドーム型で光と作用して独特の視野を生み出しまたどこかクラシカルな表情も醸し出している。
41mmサイズと言う大きくもなければ小さくもない。派手さを押さえたビジネスライクも考えた落ち着きある中間層や、派手な時計に飽きを迎えたミドル層をターゲットに狙っているのかもしれない。
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防水は30mなのでドレス寄りなモデルなのだろう。でも十分にカジュアルなファッションにも対応出来る万能な1本だと思う。
ケース全体の仕上げは、オーデマピゲ得意のポリッシュとブラッシュ(ヘアライン)の仕上げを組み合わせ、コントラスト感を出し単調に成らず細部に1つ1つ芸があり、高級感が増し美しくロングコンセプトデザインで仕上がっているところは流石だなと思ってしまう。
簡単に言うとシンプルなデザインと言って終わってしまうが、分かる人が見れば見る程、いわば老舗ならではの隠し味が細部に丁寧に考え秘められているんです。
調和のとれたレイアウトはまさに時代を超越した美。
新開発のオーデマピゲ自社ムーブメントを搭載しています。裏スケのケースバックからムーブメントを見ると、その技術と美しく仕上げられた1つ1つのパーツを細かく見ればその素晴らしい仕上げと世界三大マニュファクチュールブランドである事は一目瞭然で分かる。
ムーブメントは新作の自動巻き3針デイト表示付きムーブメントCal.4302。2019新作のロイヤルオークシリーズにもこのムーブメントは搭載されています。
パワーリザーブは70時間とロングタイプなので週末は「この時計は着けない」「違う時計をつける」「2本目を検討している」と言う層にも対応して考えているのかもしれない。
さて話は長くなりましたが、コード1159はストラップを変え、また社外Dバックルでワンサイズで仕上げます。今回もその他色々難関がありましたが最終的な加工製作中です。
どの様な姿に変貌するのでしょうか?
お楽しみに。
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【追加作業】
ROGER DUBUIS・純正Dバックルのプッシュロックボタン(片方のみの動きが悪かったのでお客様に伝えるとお客様も困っていた)修理調整 ※汗等による錆び、汚れ等の除去と調整。修理調整は追加料金 ¥3,300 でした。
入庫したときの姿⏩黒の純正ラバーストラップでした。
このネイビーのエレファント(ゾウ皮革)レザーは希少です。
何故ならば、エキゾチックレザーの中でも特にエレファントレザーはワシントン条約で世界的に取引を厳しく規制されているのと、ここまで綺麗で無傷なエレファントレザーは更に価値が高く、またネイビーカラーはレア色の1色ですので希少な皮革です。
数十年前、ゾウ革と言えば丈夫さに比例した重みがありましたが、近年なめし技術や加工技術の進化により、革の性質は変わらず軽量に成功しています。
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ゾウのイメージ通り丈夫さが特長で、摩擦や傷にも強く耐久性に優れています。コシのある質感と独特のざらっとした手触りが魅力的です。またベロアやコシの強いスエードの様な起毛感があり、使い続けるうちに起毛感は落ち着き、手の脂でツヤが出て他のエキゾチックレザーには見ない経年変化を楽しめます。
数十年前はゾウ革と言えば、丈夫さに比例した重みがありましたが、近年はなめし技術や加工技術の進化により、革の性質は変わらず軽量に成功しています。
今回のステッチ(糸) x カラーコーディネート
?️12時側の右側→青色の糸で手縫い
?️それ以外→グレイ色の糸で手縫い
究極のワンサイズ(小穴1穴)仕上げ x 社外Dバックル。
裏から見ても美しいハンドステッチで仕上げました。裏地はエルメスレザーのオレンジでコーディネート。
エレファントレザーはエキゾチックレザーの中で特に腑(部位・スジの流れ)の場所により全く違う表情表現をするので、だからこそ
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「この辺りの腑の表情がカッコいい…..」など
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打ち合わせではお客様と盛り上がれるところもオーダーメイドの良いところ。
でもフルオーダーは細かい内容を次々に決めていかなくてはいけない。
今回は私のストラップを取り付けてサイズがぴったりそうと思い、取り付けるとジャストフィット。ピッタリ。でしたので、社外Dバックルと究極の小穴1穴で仕上げました。
糸選び、裏地はエルメスレザー。
サイズ出ししたのと、実際の(私の)ストラップを取り付けた時のサイズを比べると誤差は6mmの違いで「スゲー」優越感に浸っていました笑。やはりワンサイズ(小穴1穴)は難しい…。0mmが完璧ですからね。
今回のは特に難しいと言い訳しますと、アップルウォッチのストラップはラバーストラップからのレザーストラップにする場合、本体に金具を付けるのでその金具のバネ棒のところから…..はい、言い訳です。
コバインクの色選び。
もちろん遊革の裏のステッチの色も選べます。
こちらは青色です。
アップルウォッチでネイビー色のエレファントレザーはいない!笑。しかもワンサイズ。
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色々とアドバイスをしながら、打ち合わせで決めた内容を全て要望通りに進めていく作業も大変ですが、何にも決まっていない「0」の状態で来たお客様も全て決まればその味わったプロセスは癖になると思います。
何れにしてもお客様の要望通りに一生懸命仕上げてお客様に喜んで頂くことが一番です。
ご用命ありがとうございます。
スーパーブランドでは設定のない、世界的にレアなシャイニー(艶)タイプのヒマラヤクロコダイルを贅沢に使用しました。ショパールの文字盤色に良く似合います。
手縫い(サドルステッチ)
コバ仕上げ
小穴3穴
剣先ボート型
お客様大満足でした。
縫い目、細部まで、美しく仕上げます。
↓before
純正ベルトはネイビーブルー系クロコダイル。
電池交換しました。
お客様はアレルギーを持っているので肌が弱い方なので、肌が触れる裏地も念のため糸にもアレルギーなどがあるかもしれないので、糸を出さない仕上げにしました。出来る限り刺激が少ない方が良いと試みた仕上げです。