オーデマピゲのオフショアダイバーの純正ストラップは時計本体に合わせて白のラバーストラップがついています。でもダイビングをする訳でもないのであれば、ラバーストラップは素材だけで言うとチープであり、普通に考えるとアーバンライクなスタイルではない。
そうするとなると、一般的に考えるとオーデマピゲのヴティックでも入手出来る他の交換ストラップだと、クロコダイルの(黒、茶、ステッチが青、赤、黒など)ストラップを購入してラバーからクロコダイルにチェンジするくらいが世間一般の人の考えだろう。
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でもFULLBRIDGEのHPに辿り着いた人は、
『オーデマピゲでは売っていない(クロコダイルで)他の色、またはオーストリッチ。』
『ガルーシャも良いな』
『何、イバラエイ(梅花皮/カイラギ)?、聞いたことがない。。』
となってしまうだろう。
でもガルーシャ皮革でオーデマピゲ用のストラップを作れる事は普通に考えると他では受けてくれるところを探すとなるとかなり難しいと思うし、オーデマピゲにガルーシャストラップと言っている事はなかなかクレイジーな事なのです。
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更にイバラエイとなるとガルーシャと比べると、かなり固くてスペシャル厄介モノです。今回のオーデマピゲ用のイバラエイストラップは今までのストラップで1番加工に時間がかかりました。最終調整だけでも6時間くらいは調整していました。なぜにそんな時間がかかるのかと言うと、表面は凸凹、素晴らしく固く、曲げるにも大変、切るにも大変、削るにも大変、もし削り過ぎたりしたら元も子もないからである為、慎重に少しずつ事を進めては合わせて考えて調整しなくてはなりません。
世界最強のイバラエイ(梅花皮/カイラギ) x オーデマピゲ。APは金具移植までするのでイバラエイを巻き付ける加工も労を費やしました。リン酸カルシウムに覆われた表面は全てが固すぎるイバラエイを削ってはオーデマピゲと合わせてはまた調整して削ってやっと取り付けられる状態になる。これは歯医者がやっている事と同じ事です。
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オーデマピゲ x イバラエイストラップは確実に世界初でしょう。そして世界一高級なストラップでしょう。
裏地はFULLBRIDGE別注製作の時計ストラップ用のラバー。長持ちさせたい方、汗を良くかく方にオススメ致します。他の裏地素材ではクロコダイル、オーストリッチ、エレファント、リザード、牛革なども用意していますので、オーダー時に相談してご要望を教えてください。問い合わせは電話、メールでも承っています。
1921年に創業したイタリアのファッションブランド
GUCCI。グッチは今年2018年で創業97年です。
ブランドコンセプトは「最上の伝統を最上の品質で、また過去の良いものを現代に反映させる商品作り」
とても共感出来るコンセプトstyleです。
オールドグッチはグッチ一家が手がけた正のGUCCIだと言われ、世界中でオールドグッチの人気が高まっています。またメンズのオールドグッチの人気も高まりレディース、メンズ共に希少価値が高くなっています。
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今回FULLBRIDGEに入庫フルオーダーメイド(Website問い合わせより)頂いたのは、今までも定番製作になっているグッチのVintage(オールド)レディースウォッチのクロコダイルストラップ製作です。
センターに切り込み凹が入っている為どこでも出来る加工ではありません。
現行モデルでは見られないstyle.designです。
お客様の方でストラップが外せない、取り付けられない場合は、オーダー内容が決まり、金額が決まれば、時計丸ごと郵送して頂きます。時計が到着し撮った写真に文字などを書き込み分かりやすくお客様に提案メールを致します。
裏地はお客様ご希望のFULLBRIDGE別注製作した時計ストラップ専用ラバー。FULLBRIDGEでは裏地ラバーは定番スタイルです。汗をかく方や長持ちしたい方などにオススメ致します。ゴムアレルギーや肌触り、使用感などその辺りが気になる方はオーダー時に相談ください。
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お客様は今の小穴ですと気持ち緩いとの事で、小穴と小穴の間を取りました。
剣先が無駄に出ているので5mm短くし、不要な小穴は無くし3穴が良いと合わせて提案しました。
レディースは幅が細く、この細さではなかなか難しく手間のかかる菱目縫いハンドステッチ(手縫い)で仕上げました。
表面→グレージング(艶あり)グリーン.クロコダイル
裏地→ラバー
コバ(切り目)→黒色インク
ステッチ→緑色(ハンドステッチ.菱目打ち手縫い)
菱目打ちのステッチ(糸)の仕上がりは「\\\\」です。
ご用命頂きありがとうござます。