今までに事例のないクレイジーなカスタム文字盤 (+カスタムストラップ +磨き仕上げ)のフルオーダーでした。
純正文字盤をベースにカスタムするのではなく、万が一、何かの理由にて元に戻したくなった時の為に、ゼロから文字盤をワンオフ制作。
各部分をお好みの色に出来ます。
そうなると、どこをどの色にするか自由なだけに例え紫色が良いなと決まっても、どんな紫色がいいか。
また艶なのかマットなのか、、カラーコーディネートの方向性は決まっても、全てはなかなか纏まりません。そこがフルオーダーメイドの醍醐味でもあります。
【ワンオフ・文字盤カスタム】
秒針→ブラックメッキ
秒針文字盤→マットブラック
時針・分針→マットオリーブライトグリーン
メイン文字盤→マットダークパープル
文字→マットブラック
12時、6時、インデックス→ブラックダイヤモンド
こちらが今回のオーダー内容でした。
ストラップも当アトリエでフルオーダーメイドで制作、スーパーブランドも使用している世界的に有名なオーストリッチメーカーのを使用。クイルマークは大きめなインパクトある部位をチョイス。
ストラップのサイドはヘリ返し仕上げ。ヘリ返し仕上げは側面まで革なので無駄に色を増やしたくない方にはオススメです。
オーストリッチ皮革のカラーはアフリカンヴァイオレット。
力強さと大人的な品のあるパープル色です。文字色に合わせシンプルな黒色のカラーで手縫い糸で丁寧にハンドステッチで、裏地から見ても美しい仕上がりになる様に丁寧に縫い上げています。
時計本体→仕上げ(磨き)
ダイヤル面のインデックスインクが削れて薄れていますが、お客様はその雰囲気のままが良いと言う事でそのままで仕上げました。
社外ワンサイズDバックル。剣先がないので無駄なくスタイリッシュに纏まります。
オーストリッチのクイルマークはプレスしないワイルド仕上げ。
真の唯一無二なパネライ・カスタムスタイル x カラーコーディネートになりました。ご用命ありがとうございます。
Cartierのカリブル ドゥ カルティエ x イバラエイ・フルオーダーストラップは当アトリエで初の事例となるので、世界でも制作事例は初であろう。
入庫された時はもちろん純正ステンレス・ブレスレットが付いていました。元から付いているステンレスブレスレットなので“普通style”。でも色々と考えられたデザイン・ロングコンセプトスタイルです。
時計本体とストラップ取付部分が弓型デザインなので今回作ったイバラエイストラップを加工調整しながらではないと時計本体とストラップの隙間一切なしのクールなスタイルに仕上がりません。イバラエイでは非常に難易度の高い特殊技法とセンスが求められます。
全てを話すと社外秘があるので多くは語りませんが、特殊な技法で内部に強度を持たせていますので長い間安心して使えます。
純正Dバックルは別で入手すると高価なのは別として、Cartierにて純正Dバックルのみを正規で入手する際は不要な革ストラップを1本買わないと難しいかと思うのと、それはスムーズではないと思うので、私が信頼している社外製品をご提案し入手。
社外DバックルはCartier type をチョイスコーディネート。
裏地はラバーをお客様はチョイス。汗が気になる季節に重宝し長持ちさせます。
時計本体に合わせてイバラエイストラップの厚みを考慮しセンス良く制作しています。
初めてイバラエイを見る方は多いので、きっとジロジロと何なんだろう?と興味深く見られる事でしょう。
イバラエイの部位は取る場所でだいぶイメージが変わりますので、制作事例を見てどんなイメージが良いかなどを打合せして部位を決めます。
剣先はボート型をチョイス。剣先の長さも拘りオーダーメイドらしく。
これぞ世界レベルで他では真似出来ないstyle、真の唯一無二。
ご用命ありがとうございます。
ガルーシャの制作を含めるとtotalで3本目となるヴャシュロンコンスタンタン・オーバーシーズ向けの、純正ステンレスブレスレットから、今回はクロコダイルストラップへのフルオーダーメイド制作です。
簡単そうに見えますが、全て説明すると社外秘がありますので多くは説明しませんが12時側6時側とバランス良く長さ厚みを調整しないと綺麗に純正Dバックル移植の位置(ワンサイズなので)が纏まりません。時計にも詳しくないと取り外したり付けたりする事も出来ません。
入庫された時はステンレスブレスレットが付いていました。
シンプルな文字盤でとても品があります。これぞロングコンセプトデザインです。流石世界三大高級時計マニュファクチュールブランドです。何年経っても色褪せない継承出来る高級時計です。
こういった高級時計マニュファクチュールブランドのウオッチブレスレットは制作の際、工程が物凄く多く手間をかけているからこそ美しい見た目と両立した微妙な動きなども考慮し金属とは思えないほど肌への吸い付きが気持ち良く、長い時間腕に付けていても嫌にならないのです。
純正ブレスレットと革の厚みも違うので全て確認しながら調整を何度もしないといけないのです。革ベルトの方には切り込み凸型にしないと付けられないので、世界レベルで他社ではなかなか受付してくれない制作内容かと思います。
手縫いで丁寧に仕上げたので裏地から見ても美しい縫い目です。
今回のお客様は遊革の素材はイバラエイをチョイスされました。ここまで素材を選べるのもフルブリッヂの醍醐味です。
純正Dバックル(別モデル用別売り)を移植しました。
マルタ十字が良いですね。
お客様専用手首sizeに合わせて制作致します。
これぞ真の唯一無二なスタイルです。
ご用命ありがとうございます。
↑ ↑
完成【After】
以前フルオーダーメイドでご注文頂いたお客様から全体的に汚れてきたので、クリーニング等何かベストなご提案してくださいとご相談頂きました。
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↓これより以下は外装+ファスナー交換、クリーニング、カラーリフレッシュ前の入庫した状態です。
↓【Before】↓
※アウター(外装)のクロコダイル皮革は1度クリーニングと染め(カラーリフレッシュ)ているので、特に白色なのでクリーニングでは落ちなかった汚れを白色で隠さないと綺麗に染まらない為、その場合は顔料強めしないと綺麗に仕上がりません。
2度染めるとクロコらしい表情(凸凹等)が染料により失ってしまうので、今回アウターのクロコダイル1面は新品交換する事をオススメしました。
内装も所々が汚れているので、丁寧にクリーニングをしてから補色、カラーリフレッシュしていきます。
小銭入れのところ、強い汚れがついています。
内装のところ、オーストリッチの白なので、こちらもクリーニングと補色、カラーリフレッシュしていきます。
↓after
アウターはホワイトクロコ(半艶)にパール加工を施工しました。これは他のご提案も含めてパール加工は2次加工であり、表面の汚れ防止にもなるのでお薦めしています。白クロコから雰囲気が変わりパールになるので普通の真っ白を求めている方にはオススメしません。※またパール加工をすると絶対に汚れない事ではありません。汚れ防止の他選択肢としてガラスコーティングも選べます。気になる方はオーダー時ご相談ください。
ファスナーはイタリアに別注した、基布がグログラン製の最高級ファスナー。金具はピンクゴールド色をお客様はチョイスしレディースライクな仕上がり。
コバは薄いピンクで、甘さをミックス。
クロコダイルなのでコバがピンクでも甘すぎない大人女子のstyle。
もちろんクロコダイルは1枚センター取りの最高級仕上げ。
内装はクリーニングと補色、カラーリフレッシュをしました。クロダイルのところはホワイト色ではなく、元々アイボリー色のクロダイルです。内装も綺麗になったので丸で新品の様になりました。小銭入れのファスナー交換は1から作った方が良い様なレベル(金額)になるので、解体→組み立てをするので、基本的には小銭入れの(汚れのみによる)ファスナーの交換はオススメしていません。サービスで引手のみ交換しました。
領収書入れの中も綺麗になりました。
小銭入れの中も綺麗になりました。
アウター(表地)クロコ&アウターファスナーが変わったので、ほぼ新品です。お客様大満足です。
ご用命ありがとうございます。
お客様から、ベルトを交換したいと依頼が入り、時計を送ってもらい、届いて、クロコやガルーシャ、イバラエイなど色々と提案をしました。
最終的にお客様はこちらのグレイ系のポリッシュtypeのガルーシャを選択されました。
コバ色は少し明るいグレイをチョイス。
遊革はメンズライクなstyleの10mm 1本、小穴は3穴をご提案しました。
落ち着いたカラーコーディネート。
文字盤はシルバー、時計本体はステンレスなので、グレイ系でコーディネートが統一された。
FRANCK MULLERは基本的にどのモデルでもバネ棒を留める位置が時計本体側寄りなので、ガルーシャストラップですとちょっと手間のかかる加工が必要になりますので、
他社でオーダーを受付してくれたとしても、経験がないとそう簡単にガルーシャストラップを取り付けられないでしょう。
裏地は汗に強く有効なラバーをお客様はチョイス。
もちろん純正尾錠移植です。剣先はボート型をお選びになられました。
剣先の綺麗なボート型もガルーシャですと、手作業で形を作るので感覚とセンスも必要になります。
ストラップsizeもお客様の手首に合わせて1本1本制作しますので、剣先が長いとか、短いとかはありません。完全な自分専用の長さになる様に調整致します。
ですので純正ベルトだと緩い、キツい、手首が細い太いなど、オーダーの際は色々と現状気になる事を伝えてください。
ご用命ありがとうございます。
キングゴールドって何? って思いますよね。
はじめはピンクゴールドの打ち間違えとも思いました。笑
このモデルはウブロの自社開発ムーブメントUNICO(ウニコ)を搭載した人気モデルです。
名前の響きもカッコいい「キングゴールド」はウブロ自社工場内の研究開発部門によるオリジナル素材です。
純金に銅やプラチナを加えることで、通常のピンクゴールドより赤味を帯びていて、経年変化もしにくいのがキングゴールドの特徴なんです。
ベゼルには計138ピース(1.12カラット)のダイヤモンドをセッティングした豪華ラグジュアリーな仕様。
シースルーバックは美しく、機械式が好きな方は長い間動きを見ていられるでしょう。
裏地にはボルドーカラーのシャイニー・クロコダイルをお客様は選択されました。他の素材では汗が気になる方にはラバー素材も選択可能です。フルオーダーメイドなので他にも選択肢は沢山あります。
表地は厳選したブラックカラーのポリッシュ加工したガルーシャ。世界レベルでこのHUBLOTのモデルでガルーシャストラップのオーダーを受けて、制作してくれるところは当アトリエ以外はゼロに等しいだろう。
当アトリエは何本も高級時計向けのストラップを制作して事例も多くホームページに掲載しているが、他社で1本も制作した事がない、または2本だけ制作した事があるなど、何れにしても色々と理解していなければ、こういった特殊なベルトに関しては、純正ストラップ以外のカスタムストラップを長い間安全に腕時計をする事を考えるとそれは依頼側は不安になってしまうだろう。
社外秘があるので多くは語れないが、当アトリエは
時計の重さも考慮し安全を考えて色々と純正以上に丁寧なカスタムストラップ作りを心掛けています。
もちろんウブロ純正Dバックル移植で、丸で純正ストラップの様にスタイリッシュなスタイルになる様制作致します。ガルーシャは非常に硬いので美しく仕上げるのがとても難しいです。
でも仕上がった時は他の革素材では出せない美しい輝きとオーラなのがガルーシャであり、それは世界レベルで真の唯一無二である。
コバの仕上がりも他社以上に時間をかけて美しくなる様に何度も見直して確認しながらスタイリッシュになるまで何度も工程を繰り返します。
それは時間でも日にちでもなく、私が納得するまで繰り返させます。
純正ストラップとは比べ物にならないレベル。
時計はずっと見られるアイテムなのでこういった、どこでも出来ます制作しますと言っている内容ではないので、お客様の自己満足感、いや興奮度のレベルが違います。ご用命ありがとうございます。
今回のお客様は、『普通が嫌いなお客様』でした。
ファッションも個性的でハイブランドもミックスした感じで品ある女性でした。
制作打合わせの時
スターマークはどの辺りが良いですか?正解はないので、自由です(^_^)
斜めはいままで作った事がないので、考えが新鮮でした。右上がりですし、ビジネス的にも良いと思います。ビジネスはスマホ命ですからね。
なんでもそうですが、普通よりやり過ぎると飽きてしまうし、個性的で大胆になれば、仕上がりも美しくなければ、粗さが目立ち、チープなアイテムになってしまいます。
どんな難しいオーダーでも手間をかけて、時間をかけて真剣に考えれて作業すれば、ゴールは見えてくるし、時間を費やしたから全てに美しさが追加される。
私は適当も普通も嫌いだし、うちのオーダーメイドは真の唯一無二であり、全てが何処にもないモノだからゆっくり考えたい内容ですし、簡単には生まれないそういうtypeです。
安っぽいカバーでは、素敵な大人女子、大人男子には不向きです。やはり私が厳選した、最高級ガルーシャ、真っ赤な大粒のキャビアtype、スターマーク、斜め、スマホカバー、大迫力で最高です。
お客様大満足です。スマホカバー素敵ですね。と、かなり声掛けられるそうです。。ご用命ありがとうございます。
コバ色を自由にカラーコーディネート。ここまで自由に出来るところは世界で探してもなかなか無いかと思います。
蛍光カラーもMIX。
イバラエイのスマートフォン背面カバー。
世界レベルで制作が出来るところは希少かと思います。コーナー部分の合わせが究極に難しいです。
蛍光mix & マーブルなコバ。カラーは自由にコーディネート出来ます。この辺りもカラーセンスがないと出来ないし唯一無二な表現が出来るstyleかと思います。上級者向けな提案ですかね^^
手描きスターマークに蛍光カラー x 金箔コーディネートでラグジュアリーカラーstyle。
蛍光ピンク、蛍光イエロー、蛍光グリーン。マーブル、、適当だけど、それは適当ではない。ラグジュアリーファッションstyle。
このコバを初めて見た人は、全部違う表情なのでcheckするところが多いので見応えあるでしょう。
もちろん通常より時間と手間はかかります。またコーディネートは無限であり、正解はないし1つではなので、最終的な考えをまとめて作業をスタートしなくては終わらない。
自由な発想力。良いと思えば行動、動きは止まらない。考えると悩むは違う。色は人生と同じ様な感覚かもしれない。
ご用命ありがとうございます。
真の唯一無二なstyleが完成。都度時計本体とお客様の御希望のstyleに似合ったイバラエイの部位をチョイス。イバラエイほど個体差の違いがある革はないだろう。
よって、FULLBRIDGEstyleは、適当にイバラエイの部位を安易にチョイスすれば良い訳でもない。
どういったイメージがあり、時計の文字盤にも似合っているかどうか? またお客様の雰囲気にも似合っているかどうか。またその部位は他と比べてお客様が1番の好みなのかどうか?
極上のイバラエイが選べるほどあるのはFULLBRIDGEの醍醐味でもある。また高級時計 x イバラエイ x オーダーストラップの世界一難しい加工の制作事例の多さも、お客様の安心につながるのでないでしょうか。
コバ色はある程度色の方向性を打ち合わせし、コーディネートはお任せで、お客様は予定より金額は越えても良いから!と言う事なので、もちろん概算御見積りはお伝えしました。
と言う事でこれ以上考えられないほど、考えながら進めていきました。コバにこんなにも悩んだ事は今までなかったです。
言葉の説明は抜きにして、画像にて御理解、お楽しみください。あまり詳しく説明すると社外秘がありますので割愛させて頂きます。
ご用命ありがとうございます。
↑完成された画像です。↑
↓ここからbefore、After↓
↑ ↑
↑上記画像上→before
↑上記画像下→after(補強 x ショルダーストラップ&持ち手(ハンドル)位置変更修正 x クロコダイルパティーヌカスタム)
※お客様はこちらの純正位置で背負うとショルダーストラップを5分に1回のレベルで直さないと肩から落ちてしまうと言う事でした。お客様は打ち合わせの際にアトリエへ来房して頂けたので、お客様が背負うリアルな状態と状況を理解する事が出来ました。
↓ ↓
お客様と打ち合わせ後、決まった今回のカスタムオーダー内容です。
補強&カスタムするには、縫製を丁寧に外したり、再度同じ縫い穴を使うと強度が弱まるので少しズラしたりなど、通常のオーダーよりも気を使う事が多いですが、この様な今回の内容は色々な経験値が高くないとお客様に説明など難しいと思います。
お客様は何件か希望を説明し問い合わせたところ、全て断られたと話していました。
純正のままでは、本体の革の面が柔らかくなってしまい、またショルダーストラップの付け根の縫い目が見えて縫い目にそって亀裂や裂けが生じてしました。
お預り後、どの様な修理、補強メニューが良いのか数日間に渡り、考え、次の日も次の日もそう思うのであれば、お客様に金額を提示して、御理解ご了承頂ければ作業準備をスタート致します。
今回は色々なメニューが考えられるので、ご予算に応じて4メニュー提示致しましたが、お客様は1番完璧なメニューをチョイスされました。
レアなヌメ仕上げのクロコダイルです。パーツ取りの部位を決めて、純正カラーに似せてカラーパティーヌします。
補強しているが、クロコダイルカスタムになるので見栄えも良くなり、一石二鳥となります。まるで純正(元から)デザインの様に。
↓after↓
ショルダーストラップの付け根部分のafterです。補強&クロコダイルカスタム&パティーヌで雰囲気が変わりましたが、元からのデザインだと思う仕上がりです。基本的に私が考えるカスタムは純正らしさをコンセプトに考えます。もちろんこのメーカーを知っている方には、即バレるかと思います。そしてガン見すると思います笑。または特注(スペシャルオーダーメード、カスタム?)なんて出来るのかな?と、きっとそう思うでしょう。
糸の色も純正のカラーに合わせます。
コバの仕上がりもヴェリースムースになるまで作業を繰り返します。純正のコバ色にインクを調色しました。調色も色を合わせようとするとなかなか1発では無理なので、毎回難しいと思ってしまいます。
↑ショルダーストラップの形を見ると肩からズレない位置(体のセンター寄りに根元から向いている)になっています。ハンドル(持ち手)も位置が変わったので少しだけ短くしました。↓純正の位置と比べるとかなり良くなりました。ベストな位置です。お客様も背負って確認して大満足と言っていました。良かったです^^
実は内装側からも補強をしています。見えないところなので、クロコダイルは無駄に無意味ですので、少し贅沢な馬革を使い補強しました。もちろん内装はスエードなので、少しだけ縫い目を外して作業をしました。補強したところをスエード1枚覆っていますが手で触れば分かります。お客様も触って確認されて、喜ばれていましたので良かったです^^
ご用命ありがとうございます!