HP問い合わせより
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2019年お初な
パテック・フィリップ・カラトラバ3919
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ガルーシャ・ストラップ
オーダー製作で入庫デス⌚
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お客様
『純正革ベルトの劣化、オリジナルの冠婚葬祭向けの鰐シャイニーから、もう少しカジュアルで、ビジネスシーンもOKな感じのを希望。ガルーシャかな?…』
と、うちのホームページの製作事例の1つを見てオーダーしたいと思い…
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カラトラバのドレッシーな雰囲気と神秘的な輝きの皮革の宝石ガルーシャのマリアージュ…
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ガルーシャの色は黒と決まりましたが、ガルーシャの黒と言う選択肢だけでもtypeは3つあります。また個々の革の表情も大きさも様々。。
カラトラバの時計本体は極薄でスタイリッシュなstyle、ガルーシャを薄くしないと似合わない。ガルーシャはリン酸カルシウムに覆われた硬い表皮であり、それを薄く鋤(す)く事は労を費やし難しい事ですが、カラトラバとのコーディネートセンスを上げる為のタスクであります。
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PATEK PHILIPPE・calatrava・3919
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2006年頃生産終了に。
1986年~2006年まで約20年間生産販売。
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当時、海外では絶大な人気だったが生産終了後に日本国内でも人気が出てきたモデル。
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6時位置にスモールセコンドを搭載。
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3919の最大の特徴はこのギザギザした『クル・ド・パリ』ベゼル。
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BOUCHERONでもやりそうな技法笑
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『クル・ド・パリ』直訳すると“パリの舗石”。
別名「パリの爪」。18世紀のフランスで普及した技法(細工)だがケースに使われる様になったのは1950年代以降。もともとは文字盤へのギヨシェ加工の一種。装飾技法のひとつ。
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見た通りピラミッドが連なっているギザギザの模様。
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薄さと、simple designがドレッシーさとエレガントさを両立。
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余談ですが、薄型自動巻マニュファクチュールブランドで他で有名なのはオーデマピゲ、ピアジェですね。ピアジェは特に有名で1960年から「時計は薄型」であることを徹底している。
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薄型は特に、ある程度の年齢を迎えライフスタイルやステータスを考えた時に重宝する時計だけに、そこらの小僧には分からないstyle。
分かってもらいたいとも思わない。
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究極の無駄を省いた引き算design。
simple is best..
it is best to make things simple.
simple is the best method.
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#FULLBRIDGE#style
#galuchat#strap#bespoke
#PATEKPHILIPPE#patekphilippelover
#pp#ppseal#patekphilippewatch
#3919#calatrava#watchstrap#Watchbelt
↑自然な時の色味
↓光を直接当てた時の色味。
お客様の腕が太いのでそれに合わせ純正ストラップより長くし、純正金具を移植してクロコダイル皮革で製作致しました。
↑ファスナー修理完成後。
ファスナーテープ(基布)に合わせ、ステッチ(糸)も青に変更。
↑↓使い方や毎日の使う頻度によって個人差はありますが、クロコの引き手はやがて切れ、ファスナーのスライダーからムシが外れ、ファスナーとしての機能はなくなり、ファスナーの交換になります。コバは摩擦や経年変化でインクが無くなり、芯材等が断面で見えてしまっています。
↑コバ(切り目)仕上げの方が修理をする際にも修復しやすく、綺麗に修復すればコバも綺麗に復活します。ですので当社の仕上げはガルーシャ以外はコバ(切り目)仕上げで仕上げています。安価な商品はヘリ返し仕上げが多いです。ヘリ返し仕上げはコバ仕上げと比べると約1/3くらいの作業時間で製作完成出来ます。高いモノ、時間を費やしたモノには理由があります。
↑↓こちらはファースト納品した際の写真です。当初はステッチ(糸)はネイビーでした。
↑ヘビーユーズになったので今回は金物の引き手(とブリッジはゴールド、その他はマットブラック)にしました。この辺りの金具色のコーディネートは私にお任せでした。
↑もちろんファスナーはイタリア製FULLBRIDGE別注で、テープ(基布)は最高級仕上げの丈夫なグログランです。
コバもやり直ししたので綺麗になりました。新品まではいきませんが、ファスナーを交換して雰囲気も大分変わり、充分まだまだ使えるコインケースに生まれ変わりました。
贅沢な仕上がりの全両面クイルマークフルポイントのクイルマークプレス仕上げ。
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各ポケットには然り気無くFULLBRIDGEDesignを入れてセンス良く仕上げました。
↑左側(4点)は薄型長財布。メイン室と手前に1部屋付き。
↑右側(1点)はボックス型小銭入れ。外面にカード入れが1室付き。
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高級が出る(ヨーロッパの伝統ある有名ハイブランドの仕上げと同じ製法)仕上げのコバ(切り目)磨き仕上げ。切り目(磨き)にすると手間と時間はかかるが、例えば修理する場合に綺麗に仕上げられる利点もある。 .
安い仕上げのヘリ返しの場合は革が破けてしまったらそれまでなので切り目の方が見た目も高級感があり優秀である。切り目の場合、綺麗に仕上げないと残念な見た目になるのでその分手前と時間を費やさなければ、その美しい表情(面)にならない。